山口県防府市の泌尿器科
かわい泌尿器科
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夜間頻尿

夜間頻尿とは?

夜間頻尿とは、夜間排尿のために2回以上起きなければならない状態です。

夜間頻尿の原因は?

 

・膀胱容量の減少(膀胱が広がりにくくなる)

加齢により膀胱の筋肉成分が減り、固い線維組織成分が増えることによって、膀胱自体が固くなって膀胱内に尿をためられなくなったり、膀胱が縮む力が弱くなることで、残尿が多くなったりします。それに加え、膀胱のまわりの神経が加齢によって過敏な状態になります。

 

・夜間尿量が増える(夜間多尿)

睡眠中は水分を摂れないため、体が脱水にならないよう、尿を作らないように腎臓に命令するホルモンが分泌されます。しかし、加齢に伴い、このホルモンの分泌が低下し、睡眠中に尿をたくさん作ってしまい多尿となります。また腎臓が悪い場合、尿を濃縮する機能が低下しているため、たくさんの薄い尿を作り出してしまうことも原因です。加齢により、摂った水分を尿として出すまでに時間がかかるようになるのも原因です。

足のむくみが、夜中横になって休むことによって、足のむくんだ水分が腎臓に帰ってくることによって、尿量が増えることも一因です。

睡眠時無呼吸症候群では、肺に空気が入らないため、心臓に戻ってくる血液が多くなり、夜間尿量が増えることが知られています。

  

・睡眠障害

「眠れないから、トイレに行く」のか「おしっこに行きたくなって目が覚めるからトイレに行く」のかは、両方が混在することも多く、明確に区別することは難しいです。ご高齢者では、睡眠が浅く、睡眠時間も短くなりやすいため、わずかな尿意でも覚醒しやすくなってしまいます。

眠りを妨げるお薬もあり、高血圧や胃潰瘍、甲状腺機能低下症、パーキンソン病のお薬の一部は、睡眠を妨げる副作用があります。

また、コーヒーや紅茶、緑茶などカフェインを多く含む飲み物や、お酒も深い眠りを妨げるので控えることが望ましいです

 

 

日常生活で気をつける点は?

・夕食後の水分は摂りすぎないように注意する

ご高齢の場合、脳梗塞がご心配で、寝る前に多量の水分を摂取している場合があります。確かに、ご高齢者は脱水症になりやすいので、注意は必要ですが、脱水状態にない人がさらに水分摂取をしても脳梗塞は予防できないと報告されています。実際には、夜間の多量飲水を避け、一日の尿量は、2025ml/kg (60㎏の方なら1200ml1500ml)になる程度に調整してください。

 

 ・夕方・夜間の散歩などの運動(1日20分程度)

血管の外に染み出た水分を、運動によって筋肉ポンプ作用で血管内に戻し、またそれを汗として体外に排出する作用もあるため、有効とされています。

 

・適度な睡眠時間

睡眠時間が長すぎることによって夜間頻尿を引き起こすこともあります。患者さんの中には、夜8時に眠るという方がいらっしゃいますが、60歳以上になると、毎日8時間以上熟睡することは非常に困難です。6時間程度と割り切って、就寝時間を早くしすぎないことも重要です。

 

・睡眠時無呼吸症候群の患者さんでは、呼吸を補助する器具を装着することで、夜間頻尿が50%減少したと報告されています。

 

・そのほか;足を少し上げた体勢での30分以内の昼寝、弾性ストッキング(きつく締めるストッキング)の使用も有効と報告があります。

 

過剰な水分摂取の制限、就寝時間の制限、昼間の適度な運動、就寝時の保温という4つの注意点が重要です。

薬による治療は?

・抗コリン剤

選択的β3アドレナリン受容体作動薬

 ・αブロッカー

 ・ホスホジエステラーゼ5阻害剤

 5α還元酵素阻害薬

 ・睡眠導入剤

患者さんのご年齢、持病、残尿量、膀胱の形、男性であれば前立腺肥大症の程度、全身状態を綿密に調べて、場合によっては複数の薬を組み合わせて治療する必要があり、高度な専門的知識が必要です。どの薬も、患者さんによっては逆効果となる危険性があります。

まとめ

夜間頻尿が起こる原因は多種多様であり、心臓や腎臓が弱っているサインである危険性があります。このように夜間頻尿は、全身機能のバロメーターである可能性があり、実際に、夜間にトイレに行く回数が多い方は、少ない方より短命であったという研究報告があります。夜間排尿回数が多いと、うつらうつらした状態でトイレへの移動中に転倒→骨折→寝たきりという最悪のコースをたどることもあります。

 

専門的な知識・経験を持つ泌尿器科へのご相談をお勧めします。

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